診療内容。胃腸からおしりの病気まで幅広く診療します。胸やけ・食欲不振・胃の痛み・ピロリ菌の除菌から、各種痔の治療や胃カメラ・大腸検査まで行う胃腸と肛門の専門クリニックです。

3人に1人は痔!痔はポピュラーな病気

痔は、簡単に言うと肛門の血流が滞った状態が基本となって起こる病気です。
ポリープなどのように何か異常なものが急に出来たというわけではありません。

血が滞ることで細菌による炎症が起きたり、トイレの時に強くいきんだりして無理な力が加わって切れてしまったものなのです。痔はおしりにできるので治療を受けることが恥ずかしいと思われる方が多いですが、痔=恥ずかしいというのは何となく広まって定着してしまったイメージに思えます。

現代では成人の3人に1人が痔持ちとも言われているほどポピュラーな痔。

座りっぱなし、立ちっぱなし、便秘や下痢、冷え、刺激物、タバコなど、日常生活の習慣が最も多い原因です。
女性の場合は便秘や妊娠、出産などで痔になる方もいらっしゃいますが、どれも当たり前のことが原因だということはわかってもらえたでしょうか。

恥ずかしさよりも我慢するストレスから解放されましょう!

痔の診察は恥ずかしくて嫌!という方はとても多くいらっしゃいます。
またその一方で、勇気をだして来院して良かったと思う方も多いのも事実。

我慢すればいいや、と思っているとどうなるかというと当たり前ですが、症状は悪化します。
ほんの少し切れたというくらいであれば時間とともに治りますが、基本的に痔は病気ですので自然に治癒することはありませんし、治療を受けようか悩んでらっしゃるということはある程度状態が進んでいる可能性が考えられます。
その事自体もきっとご自身では良く理解されていて、それでも行きたくないと思われているのでしょう。

でも、だからこそ迷ったら治療を受けてほしいです。
恥ずかしいと思っているとしたら、その気持ちを取り除くことができるということを是非一番に考えてください。

来院していただいたら、なるべく嫌な気持ちにならないように、来て良かったと思っていただけるようにするのは私たちの仕事です。来るだけでもとても勇気がいることですので、その後のことは深く悩みすぎずに、一歩踏み出してみてください。

痔の種類と症状について

簡単に症状について説明をしますが、自分がどれに当てはまるからどういう治療になって・・・と考えるというよりは、少し痔について知っておくという程度でみてくださいね。

いぼ痔(痔核:じかく)
【症状】出血・痛みが出ることも

肛門の毛細血管の一部がうっ血してこぶのようになります。
痔の中でもっとも多いタイプで、出血するのが特徴です。
痛みが無いという方もいます。
出血したりこぶが肛門からでてはじめて自覚する場合が多いようです。
あな痔(痔瘻:じろう)
【症状】発熱・痛み・膿(うみ)

肛門の周りが細菌により炎症を起こして、おできのようなものが出来た状態を指します。
膿がでてくることがあるので、下着が汚れることも。
熱が出たり肛門周辺に痛みを感じることがあります。
切れ痔(裂肛:れっこう)
【症状】少量の出血・激しい痛み

便秘などのかたい便やいきみ続けたりすることによって、肛門付近の皮膚が切れたり裂けたりする状態を指します。
出血は少なく、ペーパーに少しつく程度ですが、激しい痛みを伴うために、排便を我慢して症状を悪化させてしまうことがあります。

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埼玉県三郷市 新三郷から徒歩3分のレッツ大腸肛門クリニックです。苦痛の少ない鼻からの胃カメラ検査(胃内視鏡検査)や炭酸ガスを使用した負担の少ない大腸内視鏡検査、カプセル内視鏡検査を行っております。