従来の大腸検査は、細長い管状のスコープをおしりから入れて検査するのが一般的でした。
でも「こわい」「痛い」「恥ずかしい」そんな不安を持つ方も多かったのも事実です。
そんな方にお勧めするのが、カプセル内視鏡です。
大きさは、わずか31×11mm、ビタミン剤のように口から飲み込むだけで、消化器管をくまなく撮影します。
このカプセルの左右には小型カメラが内蔵されており、視野角は344°、できる限り死角を少なくすることで、異変の見逃しを防いでいます。
記録する画像は、カプセルの移動スピードに合わせ、1秒間に最大35フレーム撮影、その画像データを無線で送信、医師が解析、診断します。
検査を受けながらご自身がリアルタイムで腸内の画像を見ることも可能です。
これまで大腸内視鏡を気軽に受けられなかった方についても、精神的・身体的に負担が少ない検査です。
このカプセルが1コ約8万円と、身体の負担は少ないものの高価な検査になります。
当クリニックは保険と自費で対応していますが、保険適用には制限があります。
保険適用の方
- 過去に内視鏡検査を行ったが、癒着や痛みのため最後(盲腸)まで挿入できず、全体の観察が不十分であった方
- 腹部の手術歴があり、内視鏡の挿入が困難と予想される方(帝王切開を含む)
費用 3割負担 約32,000円
画像を写真でお渡しします。
保険適用外の場合(自費)
- 消化器管をくまなく撮影、健康診断として受けられます
- 十二指腸〜小腸〜大腸〜直腸〜肛門まで、全てのデータをDVD-Rでお渡しします
- 検査当日は個室を提供
費用 14万円(税込)
※遠方の方は前泊も可能です。(宿泊料金7,500円追加されます。)
保険適用には制限があり、以下の条件を満たす場合に限り保険適用となります。
- 小腸腫瘍の疑い
- 原因不明の消化管出血
費用 3割負担 約35,000円
埼玉県三郷市 新三郷から徒歩3分のレッツ大腸肛門クリニックです。苦痛の少ない鼻からの胃カメラ検査(胃内視鏡検査)や炭酸ガスを使用した負担の少ない大腸内視鏡検査、カプセル内視鏡検査を行っております。